2012年 02月 17日
身体を温めましょう!(ショウガのお話しです)
早朝、外を眺めてまずは「きれい!」、次に「また雪かきかな?!」
前回の積雪の時に慣れない雪かきをして背中の痛みに苦しんだので
一瞬ドキッとしましたが、今日はそれほどは積もらずホッとしました。
立春を過ぎても雪、まだまだ寒いですね。
この寒さ・・・体を冷やすことが健康に良くないのは皆さんご存知かと思います。
体を内側から温めてくれる食材として、今、ショウガが注目されているようです。
1月21日の日本経済新聞の特集でもショウガの効能とショウガ入り食品を取り上げて
いました。ちなみに日経のランキングの1位は「酒粕しょうが鍋つゆ」というものでした。
ショウガは、もともと冷えをとる・免疫力を高める・消化吸収を促すということから
体に良い食材とされてきました。ショウガの辛味成分である「ジンゲロール」
「ショウガオール」が体を温める働きをしてくれています。
この辛味成分は実はショウガの皮の近くに多く含まれているので、ショウガは
皮つきのまま摂取するほうが効果的です。
また、漢方薬では生ショウガと乾燥ショウガを使い分けているのですが、冷え症の治療
などには主に乾燥ショウガが使われています。加熱されているショウガの方が身体を温める
効果が高いのでご家庭で生ショウガを使う場合は、すりおろしてそのまま使うのではなく、
煮出してから使うほうが効果があります。
★ショウガを煮出す?
ショウガ100g:水100mlの割合で煮出して、清潔なふたつき容器で冷蔵保存すると
3週間位もちます。炒め物やお味噌汁に入れたり、おかかと合わせてご飯に乗せる、
またはちみつをプラスしてトースト、ヨーグルト、紅茶などにも使えます。
体を温め、免疫力を高め、消化吸収を促し、病原体の増殖を抑える殺菌効果もある
ショウガ。最近では花粉症の症状を和らげる作用も分かり研究が進んでいるようです。
by kotoyori-iin
| 2012-02-17 12:17
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