2012年 06月 20日
暑さに強い身体をつくりましょう!(夏の健康トピック①)
この梅雨の時期には、熱中症の心配などまだまだ早いように考えがちです。しかし実は、
猛烈に気温が上がる梅雨明けを迎える前に、「暑さに強い身体づくり」をしておくことが
熱中症を予防する手段のひとつになります。
今年の4月、日本生気象学会(国内の医師や運動生理学の研究者による学会)が「日常
生活における熱中症予防指針」を公表しました。2008年にまとめられたものを、今年の
節電への対応などを踏まえて改定したものです。
この中で、暑さに強い身体をつくる方法として「インターバル速歩」も勧められています。
①早歩きとゆっくり歩きを3分ごとに繰り返し、これを30分間続けます。比較的涼しく
過ごしやすい朝夕の時間帯で行うのがよいでしょう。
②そして運動が終わって30分以内にたんぱく質と糖を含んだ食品を摂ります。
牛乳ならコップ一杯程度です。
③週4日以上おこないます。
これを1カ月以上続けることで、体温を調節する機能が改善されていきます。
人は体温が上がると、身体の表面に血液を多く回し、放出する熱量を増やすことで体温を
調節する機能を持っています。この機能を改善し高めてあげるわけですが、こうした体質
改善というものは一朝一夕にというわけにはいないので、ある程度の期間を要します。
本格的な夏を迎える前に、今から少しずつ暑さに強い身体づくりを始めてみませんか?
ご相談ご不明な点などございましたら tel 029-870-5480までお問い合わせください。
by kotoyori-iin
| 2012-06-20 10:17
| ●夏の健康