胃カメラ一般内科       牛久市「ことより医院ブログ」

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夏季の下痢  (夏の健康トピック②)

こんにちは、院長の琴寄です。

下痢を訴えて病院を受診する患者さんは1年中いらっしゃいますが、下痢の原因として

最も多いのは感染性胃腸炎です。冬季ではノロウィルスやロタウィルスといった

ウィルス性の胃腸炎が多いのですが、夏季は細菌性が多くなります。

その中でもカンピロバクターによるものが最も件数が多いという統計結果が出ています。

カンピロバクター感染症の原因食品は生や加熱不十分の鶏肉などです。

カンピロバクターは低温に強いので冷蔵庫に肉をしまっておいても安心はできません。

症状は発熱、腹痛、下痢、血便で、潜伏期間は2~7日。症状が軽度の場合は何もしなく

ても治りますが、中等度から高度ですと抗菌薬を必要とすることがあります。家庭内より

外食の方が感染リスクが高いようですので外出先で鶏肉を食べる際は注意してください。

また、カンピロバクター感染の後、ギラン・バレー症候群という神経の病気(麻痺が出ます)

が発症することもあります。

このほかの原因菌には、とある焼き肉店での食中毒で話題になった腸管出血性大腸菌や

サルモネラ、腸炎ビブリオがあります。腸管出血性大腸菌は牛肉(例の事件もあって7月より

レバ刺しが禁止されましたね)、サルモネラは鶏卵、腸炎ビブリオは魚介類の摂取が原因と

なることが多いようです。

これから夏本番。これらの食品を食べる際はよく加熱して食べるようにしましょう。









ご相談ご不明な点などございましたら tel 029-870-5480までお問い合わせください。
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by kotoyori-iin | 2012-07-08 17:12 | ●夏の健康

茨城県牛久市の 「ことより医院」 のブログです。一般内科および消化器内科の専門医として診療しています。お子様の診療も行っています。胃カメラ(鼻からも口からも可能)は受診後予約となりますのでご相談ください。往診・健診・予防接種も承っております。


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