2012年 09月 01日
紫外線の怖~い話し(夏の健康トピック④)
太陽は真夏のように照り付け肌に突き刺さるような毎日です。
紫外線は3月ごろから増え始めて6~8月ごろが最も強くなります。
ですので、9月・10月はまだまだ紫外線対策が非常に重要です。
紫外線は目に見えませんが、日焼けの原因のみならず、シミやシワや
たるみ等の老化を促し、さらには皮膚がんを引き起こす恐れのある
大変危険なものです。
紫外線には、波長の違いによってA波、B波、C波の3種類があります。
C波はオゾン層で吸収されてしまうため地上まで届きませんが、A波とB波は
しっかりと地上まで届きます。ですので厄介なのはこのA波とB波です。
地上に届く紫外線のうちA波が90%を占めます。A波の特徴は、
①雲や窓ガラスも通り抜けて肌まで届く。
②肌の赤みやヒリヒリ感などが起きにくいので、日焼けの危機感がわきにくい。
③表皮だけでなく真皮まで到達してしまう。
このA波によって、私たちの真皮にある コラーゲンやヒアルロン酸を作り出す細胞が
破壊されると、お肌のハリや弾力が失われ、シミやシワやたるみといった光老化現象が
どんどんどんどん現れるのです。
またこれに対してB波は、真皮まで届くことはあまりありません。
ですが、肌表面の細胞を傷つけて火傷状態を引き起こし、シミやソバカスの原因、
皮膚がんの原因にもなります。
紫外線は本当に怖いですね。
一日の紫外線の半分が降る10時~14時には、顔を隠せる帽子や腕カバーや
長そでを着用したり、日焼け止めの活用をしたり、思い切って外出を控えたり、
是非是非対策をなさって下さい。
これから秋の運動会がある地域も多いと思います。
お子様からパパママ、お祖父様お祖母様まで、どうぞご家族皆さんでお気をつけ下さい。
by kotoyori-iin
| 2012-09-01 10:59
| ●夏の健康