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ロコモティブシンドロームの予防(ロコモ対策しましょう②)

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の該当者は増加していると言われています。

骨粗鬆症や、加齢による骨の変形が原因の変形性腰椎症や、階段昇降の時に膝が

痛む変形性膝関節症などが該当しますが、これらの増加は要支援や要介護、寝たきりの

お年寄りの増加にもつながり、厚生労働省でも「健康日本21」の中でとりあげるようになり

ました。ロコモティブシンドロームにならないためには、健康なうちから日常の適度な運動

が肝要です。歩くことや背筋を伸ばすことやストレッチなど以前から大切だと言われてきた

ことですが、ロコモ対策のために改めて毎日意識的に行なってみてはいかがでしょうか。


【ロコモ予防のための運動】

①起床時に身体を伸ばすストレッチをおこなう。

②背筋を伸ばして30分程度歩く。

③電車内では座らずに立ち、エスカレーターではなく階段を利用する。

④椅子に座るときは背もたれによりかからず浅く座り、こまめに立ち上がる。

⑤時々つま先立ちをする・・・かかとの上げ下げを5~10回繰り返す。

⑥状態ひねり・・・椅子に座って頭の後ろで両手組み左右に5~10回上体をひねる。

⑦脚と手で押し合い・・・椅子に座って片膝を上げそれを両手で押す。内側外側も同様に。

⑧机などにつかまって片足を横方向に軽く上げて3秒維持を左右各5~10回。 

⑨入浴時に浴槽内で両手を底につき、膝を軽く曲げてバタ足をする。

⑩就寝前に身体を伸ばすストレッチをおこなう。



ちょっと意識すれば毎日続けられそうな内容ですね。 実はわたくしもロコモ予備軍なの

で、最近はキッチンに立ちながらつま先立ちをしたり片足あげをしたりしています!!



上記以外のロコモーショントレーニング(日本ロコモティブシンドローム研究会が提唱する

ロコモ予防のための種類のトレーニング)も載っているロコモの予防啓発パンフレットは、

ことより医院の受付にも設置してございます。

牛久市が行なう11月17日の「みんなのしあわせ見本市」でも、ロコモティブシンドローム

についての講演会(伊奈病院整形外科部長・石橋英明先生)が開催されるそうです。

お時間の合う方はお出かけになってみられてはいかがでしょうか。






ご相談ご不明な点などございましたら tel 029-870-5480までお問い合わせください。
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by kotoyori-iin | 2012-10-30 12:31