がん健診 と がん予防
当院でも内視鏡(胃カメラ)の検査や、内視鏡+リスク検査(血液検査)を牛久市の委託を
受けておこなっております。日本人のがんによる死亡の中で肺がんに次いで多いのが
胃がんとなっていますので、対象となる40歳以上の方は胃がん検診を受診されるのが
望ましいでしょう。
そして、がん検診とともに大切なのが、がん予防の知識です。国立がん予防・検診センター
では、「日本人のためのがん予防法」を提示しています。長期間にわたり数万人規模で
データを得ているため日本人の体質や生活を反映させた予防法となっています。
大きく6項目ですので、常に頭の片隅に置いて生活できるとよいですね。
①喫煙・・・たばこは吸わない。他人のたばこの煙を避ける。
②飲酒・・・飲むなら適量飲酒をこころがける。(アルコール23g/日→概ね日本酒なら1合、
ビールなら大瓶1本)
③食事・・・偏食しない。塩分を控える(男性9g女性7.5g/日)。野菜・果物を充分に摂る。
熱過ぎる状態の飲食物を摂らない。
④身体活動・・・日常生活を活動的に過ごす。一日60分程度の歩行や、週に一回程度の
活発な運動を心がけるとよい。
⑤体型・・・適正な体重管理。(中高年の適正BMIは男性で21~27、女性で19~25です)
⑥感染・・・肝炎ウイルスの感染検査と適正な処置を受ける。
※BMIとは、ボティマス指数・体格指数と言われるもので、以下のように計算します。
BMI指数=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
※国立がん予防・健診センターの「日本人のためのがん予防法」詳しくはこちらです。
ご不明な点がございましたら tel 029-870-5480までお問い合わせください。
