胃カメラ一般内科       牛久市「ことより医院ブログ」

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ウイルス性胃腸炎が流行中です。

 この冬は今のところインフルエンザは流行ってきていませんが、
ウイルス性胃腸炎の患者さんが多い傾向にあります。

先日は牛久市内の小学校でもノロウイルスの罹患者が多発して学級閉鎖になりました。

保育園・幼稚園や小学校で子ども達の間でパッと感染が広がることが多いのですが、子ども
さんが発症した後にご家族の間で次々と感染して来院されることも多く、家庭の中での感染
予防の大切さを痛感しています。

「基本は手洗い」
よく言われることですが、感染予防の基本は「手洗い」です。
よく泡立てた石鹸で30秒以上指の付け根や手の甲・手首・爪の間などもしっかり洗って下さい。
普段の手洗いと比べると30秒は意外と長いので「洗い残しは無いかな?」と注意しながら洗う
ことができると思います。

「手袋・マスクの着用と迅速な消毒」
親御さんはどうしても患者さんであるお子さんの吐瀉物や便の後始末をしなければならないことが
あると思いますが、吐瀉物や便には直接触れないように気を付け、使い捨ての手袋とマスクを着用
してください。そして後始末をした後は何かに触れる前に必ず注意深く手洗いをしましょう。
また、汚染された衣類やリネン類や床等は速やかに消毒するよう心掛けてください。

「消毒は熱か塩素系消毒剤で」
消毒の方法ですが、85℃以上の熱湯で1分以上、あるいは塩素系消毒剤で概ね10分の消毒が有効です。
ミルトンなどの消毒剤もありますが、ご家庭ではハイターなどの漂白剤を代用して頂いて構いません。
2リットルのペットボトルと6%濃度の漂白剤原液を準備して、以下を参考に希釈してください。

●衣類・リネンの消毒には、0.02%の次亜塩素酸ナトリウム
ペットボトルキャップ2杯弱の漂白剤原液を水で2ℓに希釈する。

●吐瀉物・便などの汚れを拭き取った後の消毒には、0.1%の次亜塩素酸ナトリウム
ペットボトルキャップ8杯強の漂白剤原液を水で2ℓに希釈する。


患者さんの症状が消えた後も、数日から長い人で1か月の間は便の中にウイルスが排出され続け
ますので、寝食を共にするご家族は注意が必要です。

ウイルス性胃腸炎だけではなく感冒やインフルエンザの予防のためにも、毎日の生活の中で
「手洗い」と「うがい」を是非ご家族皆さんで習慣になさってください。



       ご不明な点がございましたら tel 029-870-5480までお問い合わせください。
      
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by kotoyori-iin | 2015-12-19 12:50 | ●冬の健康

茨城県牛久市の 「ことより医院」 のブログです。一般内科および消化器内科の専門医として診療しています。お子様の診療も行っています。胃カメラ(鼻からも口からも可能)は受診後予約となりますのでご相談ください。往診・健診・予防接種も承っております。


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